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アイスクリームは横浜から広まった
アイスクリームは横浜が
日本での発祥の地
今でこそアイスクリーム片手に
街を歩く姿など珍しくはありませんが、
明治2(1869)年当時は、
最高のぜいたく品でした。
日本で初の氷水屋として
馬車道に開業した
町田房造の店が「あいすくりん」
を売り出した。
一盛り二分と、とても高価で、
たまに外国人が食べるくらいで、
日本人は珍しそうに見物するだけだったそうだ。
明治3年5月、伊勢山皇大神宮の大祭の日、
好天に恵まれたこともあって、
冷たい「あいすくりん」を
食べてみようという珍しがり屋が集まり、
店は思わぬ大繁盛となった。
このときから、冷たくて、甘くて、
そして口の中でとろけるこのお菓子が
人々に広まっていったのである。
町田房造が店を開いた地の向かい側に、
アイスクリーム記念碑
「太陽の母子像」が
建てられている。