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根岸競馬記念公苑・馬の博物館
横浜市中区にある「根岸競馬記念公苑」
および「馬の博物館」を紹介します。
広大な根岸競馬記念公苑と、隣接する根岸森林公園。
この場所にはかつて、多くの競馬ファンに親しまれた
横濱競馬場(別名:根岸競馬場)がありました。
1866年に建設された横濱競馬場では、
現在の中央競馬の礎となった競走が、
数多く行なわれていました。
1905年に始まった「エンペラーズカップ」は、
その後帝室御賞典と名を替え、今日では天皇賞として、
歴史と伝統を今に伝えています。
ちなみに、今年の春の天皇賞は4月30日に、
京都競馬場で行なわれ1番人気のディープインパクトが
レコードタイムで優勝し、4冠を達成しました。
1942年秋に、戦争の影響で横濱競馬場は閉鎖され、
その後この地で再び、サラブレッド達が
駆ける事はありませんでした。
競馬場の跡地が根岸競馬記念公苑として整備され、
その敷地内に「馬の博物館」が建てられたのは、1977年の事です。
根岸に競馬場があったという事実は、
今では殆ど忘れ去られています。
公苑内の一等スタンド跡や、今現在も中央競馬で施行されている
「根岸ステークス」というレース名に、微かに当時の名残を
感じる事が出来る程度です。
館内では、競馬が行なわれていた頃の資料の他、
馬に関する出土品や芸術作品等が展示されています。
また、骨格標本や「馬力測定器」といった、
ユニークな展示物もあります。
1階のミュージアムショップでは、
馬事文化に関する書籍が販売されています。
なお、10月9日までの期間、テーマ展「馬の伝説」
が開催されています。
日本をはじめ、世界のさまざまな地域で語り継がれてきた、
名高い馬・知られざる馬、伝説の伝える馬の姿を紹介。
馬の祭りに使用される装身具もあわせて展示しています。
※8月31日まで
競馬ポスター(ヒーロー列伝)プレゼントを実施中です。
また、博物館には「ポニーセンター」が併設されており、
「乗馬デー」「にんじんタイム」といったイベントが、
定期的に行なわれています。
定期イベント以外に、夏休み等には特別イベントが開催されます。
次回「乗馬デー」は9月17日(日)午後1時よりポニー馬車は
幼児対象先着40名様、
「馬の試乗会」は小中学生対象 先着60名様
(定数に満たなければ大人も可)です。
これからの季節は、根岸競馬記念公苑へ足を運んでみては
いかがでしょうか。
最寄り駅はJR根岸駅で、徒歩でおよそ15分。
または、根岸駅から桜木町駅行きのバス(市営バス21系統)に乗車し
「滝の上」バス停で下車して下さい。
バス停からは1分もかからない筈です。
馬の博物館 http://www.bajibunka.jrao.n