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山手資料館

横浜山手のこのあたりは、ヨーロッパのような街並みで
東京からわずか30分の距離なのに、
旅人気分が味わえるところです。

横浜の街のひとっひとつが歴史を感じさせる
個性的な表情を持っているからかもしれませんね。

横浜はレトロな雰囲気が残っている街ですが、
中でもクラッシクな魅力を待つ山手は、
元町商店街から、急な上り坂をのぼっていくと、
緑と洋館が見えてきます。

横浜は、日本で最初に西洋文明の洗礼を受けた街で、
当時の山手は外国人居留地として定められたところです。

山手に残っている西洋館は、
関東大震災の後に建て直されたもので、
現在は当時の生活を再現した資料の展示や、
市民ホールとして活用されています。

山手の西洋館の中でも、
愛らしい外観でとりわけ目をひくのが「山手資料館」です。

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山手資料館は、外国人墓地の向かい側に、
バラや季節の花が咲き誇る庭の向こうのグリーンの壁と
朱色の屋根の小さな建物で、絵本の世界から抜け出たようです。

山手資料館は、約100年前に建てられ、
横浜に唯一残る洋風木造建築で、
明治42年に個人の邸宅として建てられたものが、
二度の移築をしています。

山手資料館には、
開港当時を描いた錦絵やマンガの原型でもあるポンチ絵、
蓄音機、オルガンなどが展示されています。

045-622-1188
横浜市中区山手町247


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