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横浜に横浜もののはじめというのがあります

横浜が開港されたことで、横浜に外国人がやって来るようになりました。
外国人は、祖国での暮らしと同じような環境を求めたために、
当時の日本にはなかったものを、たくさん持ち込んできました。

ですから、横浜には「横浜が発祥の地」というものがたくさんあります。
「横浜もののはじめ」といっています。

日本で本格的にクリーニング業を始めたのは、1861年(文久元年)に
渡辺善兵衛という人が横浜で開業したそうです。

日本で初めての喫茶店は、1862年(文久2年)に
雨森信成という人が横浜の元町に開業したそうです。

日本で最初の鉄製のトラス橋ができたのが、1869年(明治2年)に、
中区の吉田橋で、「かねのはし」と呼ばれ、通行料をとっていたそうです。

日本で初めての牛鍋屋は、1868年(明治元年)創業の
伊勢佐木町にある「太田なわのれん」でいまでも盛況です。

日本で最初の近代競馬場ができたのが、1866年(慶応2年)で
今は、根岸森林公園になっていて、一角に根岸競馬記念公苑があります。

馬車道に「近代街路樹発祥の地」という記念碑があるのですが、
この記念碑に依りますと、1867年(慶応3年)に植樹したと有り、
日本最初のガス灯が1872年(明治5年)に点灯されたとあります。

日本最初の鉄道は、1872年(明治5年)に新橋横浜間を35分で走り、
当時の横浜駅は現在の桜木町駅で、運賃は50銭、1円、1円50銭でした。

テニス発祥の地の記念碑が日本初の洋式公園である「山手公園」にあり
外国人のリクリエーションの場として1870年(明治3年)に作られたそうです。

日本で最初のヘアサロンは、1864年(元治元年)に、
横浜のホテルでファーガスンが開業したのです。

日本で最初のベーカリーは、1862年(文久2年)にロバート・クラークという人が
ヨコハマベーカリーを開業し、見習い工だった打木彦太郎氏が今のウチキパンの
創業者です。

日本のビールの発祥の地は、1870年(明治3年)にウィリアム・コープランドという人が
横浜の山手に本格的な醸造所を開設したのが始まりです。

その他にも、横浜もののはじまりは沢山ありますので、またの機会にお話ししますね。

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